筆者はRPGツクールでプロジェクトを壊した経験がありません。
ですので、下記は「復旧または残せるデータを拾い出せるのでは?」という予想に基づいています。
Twitter等で破損してしまった方との交流で、ある程度復旧した事例もあるので、参考になるかもしれません。
目次
破損時の表示例
初回バックアップ作成
対象のプロジェクトを可能な限り変更せず、Zipします。
これは、初期状態のデータをいつでも元に戻せるように、変更しません。
プロジェクト復旧作業
フェーズ1-1(dataフォルダ)
- 新規プロジェクトを作成。
- 破損したプロジェクトから、dataフォルダをコピー上書き。
- データを移したプロジェクトを起動。
- エラー内容を確認。
フェーズ1-2(エラーが出るjson)
- エラー(~が読み込めません)が出た~.jsonを新規プロジェクトのものと差し替える。
- Map**.json の場合、新規プロジェクトのMap001.jsonをコピーし、ファイル名を変更する。
- プロジェクト起動確認。
- これをプロジェクトを開く時にエラーが出なくなるまで繰り返す。
フェーズ2(プラグイン)
- 下記を元から新規にコピーする。
- js/pluginフォルダ
- js/plugins.js
- プロジェクト起動確認。
- テストプレイ確認。
フェーズ3(音楽と画像)
- 下記を元から新規にコピーする。
- audio
- img
- プロジェクト起動確認。
- テストプレイ確認。
フェーズ4(セーブデータ)
- 下記を元から新規にコピーする。
- save
- プロジェクト起動確認。
- テストプレイ確認。
※global.save はオプション等の状態を保存しているので、復旧できなくても大きな影響はないと思います。
フェーズ5(jsonの復旧)
読み込めなかった~.jsonファイルをテキストエディタで開きます。
真っ白(0KB)の場合、復旧は不可能です。
しかし、何かしら表示された場合、ある程度取り戻せる可能性があります。
新規プロジェクトのjsonファイルと比較して、変な箇所がないか探しましょう。
また、ここが難しい場合、知識のある人に依頼すると解決できる可能性があります。
MapInfos.json の場合
- 更に別の新規プロジェクトを作成。
- 空のマップを復旧したいプロジェクトと同じだけ作成する。
- プロジェクトを保存し、閉じる。
- 作成された、MapInfos.json を復旧するプロジェクトに上書きする。
備えとなるバックアップ体制を作る
下記にまとめてあります。
人力でバックアップを取ることもできますが、自動的にバックアップされる仕組みを用意しておくのが、より安全です。
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