のびハザはRPGツクール2000で作成された作品と聞いています。
(未プレイ)
プレイ動画を見たところ、下記の2つを組み合わせたゲームのようです。
- 謎解き脱出ゲーム
- 2Dアクションゲーム
RPGツクールMVでのアクションゲーム作成方法は下記に詳しく書かれています。
fermiumbay13.hatenablog.com/entry/2019/08/01/120613
ここでは、アイテム(手記や本)を手に入れて、使用すると内容が表示される擬似的な独自シーンを簡易に作成する方法をまとめます。
RPGツクール2000での作り方が下記で説明されています。
yado.tk/2k/08_system/200_kiso/
この作り方と考え方は同じですが、より簡便な方法で実現します。
(代わりにGUI的には凝っていません)
サンプルプロジェクト
シーン用のマップ作成
真っ黒な画面のマップを1つ作ってください。
ここをシーンとして使用します。
コモンイベント作成
シーン開始
◆変数の操作:#0001 X = プレイヤーのマップX
◆変数の操作:#0002 Y = プレイヤーのマップY
◆変数の操作:#0003 マップID = マップID
◆透明状態の変更:ON
◆場所移動:シーン用画面 (0,0)
シーン終了
◆場所移動:{マップID} ({X},{Y})
◆透明状態の変更:OFF
アイテム毎の処理
◆コモンイベント:シーン開始
◆ピクチャの表示:#1, book_sasshi1_red, 中央 (408,312), (100%,100%), 128, 通常
◆文章:なし, 暗くする, 中
: :本を開くと中がくり抜いてあり、
: :鍵が入っている。
: :鍵を取り出しますか?
◆選択肢の表示:はい, いいえ (ウィンドウ, 右, #1, #2)
:はいのとき
◆アイテムの増減:鍵 + 1
◆アイテムの増減:赤い本 - 1
◆
:いいえのとき
◆
:分岐終了
◆ピクチャの消去:#1
◆コモンイベント:シーン終了
アイテム作成
内容説明
アイテムを使用すると、コモンイベントが実行され、シーン用マップに移動します。
移動前に下記を行います。
- 現在地を変数に記録
- プレイヤーを透明化
シーン用マップでアイテムの表示処理を行います。
ここで、選択肢などのイベントを入れると、よりオリジナルシーンのような処理になります。
シーン終了時に下記を行います。
- ピクチャを消去
- 移動前(座標を記録した)マップへ移動
- 透明化を解除
このようにイベントを少し工夫すると、独自シーンっぽいものを作ることが出来ます。
注意点
「場所移動」イベントを使用すると、(デフォルトでは)イベントが最初の位置に戻ります。
アクションゲームであると、アクション中にこれが起こると変なことが起こるので、アイテムを使用(コモンイベントを実行)できるかスイッチなどでの制御が必要になってくるかと思います。
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