ゲームをプレイするのに、プレイヤーに「面倒だな」とか「分かり難いな」と思わせないための工夫ができるプラグインをご紹介します。
オプション設定
常時ダッシュをONにするのが推奨されるゲームってありますよね。
プレイヤーが機能に気づいていなかったり、ONにするのが手間なのを回避するプラグインです。
オプションのデフォルト値を変えることが出来るプラグインです。
まずは「Community_Basic」プラグインです。
MVにデフォルトでインストールされているプラグインです。
項目「alwayDash」を「on」とすると、オプションのデフォルトが「常時ダッシュ:ON」に変わります。
このプラグインでは解像度などの設定の変更もできます。
解像度をデフォルト値から変更しない場合は、外しても変化がありません。
これの上位版とも言えるのがトリアコンタン様作「オプションデフォルト値設定プラグイン」です。
raw.githubusercontent.com/triacontane/RPGMakerMV/master/CustomizeConfigDefault.js
・オプションで表示される各項目のデフォルト値を指定できる。
・オプションメニューの各項目の設定を表示・非表示を切り替えできる。
という機能があります。
メニュー画面のウィンドウの色
デフォルトのウィンドウでは各ウィンドウの色差が少なく、操作している箇所がどこなのかイマイチ直感的ではありません。
そこで、パンダコ様作「ウィンドウ色指定プラグイン」です。
note.pandako.com/2016/11/rpgmv_29.html
こちらを入れるだけで、選択ウィンドウの色が少し濃くなります。
さらに、設定を変更すると、このように選択ウィンドウが分かりやすくなります。
これはタッチパッドやマウスでの操作で、選択されていないアイテムなどをタップしても反応しないことなどの原因に気づきやすくなるかと思います。
メニュー画面のステータス表示
次のレベルまでに必要な経験値を表示
デフォルトで「次のレベルまでに必要な経験値」(以降NextExp)を表示するには、各アクターのステータス画面を開く必要があります。
これはとても面倒です。
(DQでは教会まで聞きに行っていましたが…)
NextExpをメニュー画面に表示しましょう。
まずはkiginu様作「KGN_simpleNextExp」プラグインです。
r3jou.web.fc2.com/mvjsp.html
シンプルにメニューで表示されるステータスに次レベルまで経験値がいくつ必要なのか表示してくれます。
より様々なカスタマイズをする場合は、フトコロ様作「FTKR_CustomSimpleActorStatus」プラグインです。
forum.tkool.jp/index.php?threads/122/
tm.lucky-duet.com/viewtopic.php?f=5&t=3305
残念ながら「KGN_simpleNextExp」プラグインとは併用できないようです。
「FTKR_CUAP_MenuStatus」プラグインと組み合わせることで、かなり大胆な変更ができるのですが、設定方法が複雑になります。
自分もアクターのTPと次レベルまで経験値とを表示したかったので、挑戦してみました。
2つのプラグインを入れます。
FTKR_CustomSimpleActorStatus
FTKR_CUAP_MenuStatus
プラグイン管理>FTKR_CUAP_MenuStatus>statusList(簡易ステータス表示の直下)
をダブルクリックし、設定を変更します。
7行目までデフォルトで入っています
4行目をコピーして8行目にペーストします。
8行目をダブルクリックし、項目を変更します。
text:tp
y:108
これで、TPが表示されます。
次はNextExpを表示させます。
カスタムゲージの0番にデフォルトで設定されています。
これを利用しましょう。
同様に、
プラグイン管理>FTKR_CUAP_MenuStatus>statusList
から
7行目のステータス表示の行をコピーし、9行目にペーストします。
9行目をダブルクリックし、下記のように変更します。
text:gauge(%0)
y:108
(textについては、textをダブルクリックし、「カスタムゲージ」を選択し、そのまま「テキスト」タブで「gauge(%0)」と変更しても良いです。)
これでTPとNextExpとがメニュー画面で確認できるようになりました。
個人的にはTPとNextExpの位置は逆にしたかったのですが、NextExpのゲージにはある程度の長さが必要でこのような配置にしました。
他のプラグイン活用者が縮小して表示しているような作品を見かけるので、方法があると思います。
分かりましたら、また記事にまとめます。