基本知識としてこの記事は重要ですが、計算が非常に煩雑です。
直感的に解決するために、ピクチャの座標をGUIで取得!の記事を書きました。
併せて参考にしてください。
目次
ピクチャの座標と原点
RPGツクールMZ・MVのピクチャの座標についての仕様確認です。
RPGツクールMZ・MV(に限らず、多くのコンピュータ画面上)での座標は下記の仕様になります。
- 座標の書き方:x(横軸),y(縦軸)
- 左上:0,0
- 計算による変化
- xが増えると右へ
- xが減ると左へ
- yが増えると下へ
- yが減ると上へ
RPGツクールMZのデフォルトのゲーム画面の解像度は816x624です。
したがって、右下の座標は(816,624)となります。
今回の例のピクチャはRPGツクールMZにデフォルトで入っているものを使用します。
これらの画像のサイズは 330 x 350 です。
ピクチャの配置には原点を「左上」か「中央」から指定します。
原点とは、座標計算のベースとなるもので、他のプラグインでも同様に指定することが多いです。
左上の方が直感的ですが、反転・回転等をさせる時は中央の方が楽なこともあります。
ピクチャを右下に配置する
原点が左上の場合
右下の座標(816,624)から、画像サイズの大きさだけ差し引いた(486,274)になります。
原点が中央の場合
右下の座標(816,624)から、画像サイズの大きさの半分だけ差し引いた(651,449)になります。
ピクチャの表示
ピクチャを左右反転する
ピクチャの拡大率は負の値(マイナス)を指定することが出来ます。
負の値を指定すると、幅では左右反転、高さでは上下反転します。
この場合、原点が反転する中心点になります。
反転の処理が採用されるプラグインは多いです。
大抵の反転や回転などの処理は原点を中心に行われます。
原点が左上の場合
座標(486,274)に表示したピクチャを反転すると、結果的にピクチャ幅分が左側に表示されます。
原点が中央の場合
座標は変化せず、その場で反転します。
ピクチャを回転する
ピクチャの回転を指定できるプラグインは多いです。
表示した時の原点を中心にピクチャは回転します。
この時に直感的なのは「中央」でしょう。
その場で回転します。

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